ぴあの玉手箱

Mondo Piano Music Journal

曲目は、前半が

ルイジ・ダラピッコラ作曲 ウリッセから組曲A

ソプラノ:マヌエラ・ビッセグリ

バリトン:ルチオ・ガルロ

後半は、

リヒャルト・シュトラウス作曲 アルプス交響曲

指揮:ダニエル・ハーディング

管弦楽:スカラ座管弦楽団

http://www.medici.tv/

 

スカラ座のステージいっぱいの大管弦楽の編成の2曲でした。レコーディングなどで使うこともあるとは言え、日頃オーケストラピットの中に寿司詰めになっているオーケストラ。慣れているとはいってもオペラが上演されるステージ上からの見晴らしはいつも新鮮ではないかしら。わたしがオーケストラのメンバーだったら、きっといつもワクワクすることでしょう。

さて、色彩豊かなオーケストラには最もふさわしいプログラムではないでしょうか。ハーディングの音楽はいつも道理スタイリッシュで厚ぼったくなるところはなかったけれども、嵐の絶頂へと向かう様、そして嵐が去って日没になる場面はドラマティックでした。嵐の予兆の静かなところでものが落ちたようなノイズがありましたけれども、演奏会が終わったあとでも同じノイズがあったのでマイクに何かが触った音だったのではないでしょうか。

誰もが1度は体験があると思うけれども、公開録音のような場で観衆の中に高くマイクが立つことがあります。拍手を録るためのマイクではなくてステージ全体のプレゼンスのための集音です。このマイクのポールを触ってたっている人を見ることがありました。そうするとどうなるのか、マイクにぽこぽことノイズが入りますので注意しましょう。ライヴ録音などがされて放送されるような場合は、自分が放送を聞いた時に何だろうこのノイズはと思ったりしているかも知れませんよ。

ところで前半のダラピッコラの《ウリッセ》。20分ほどの音楽ですが、アルプス交響曲と良いコントラストでした。アルプス交響曲が50分ほどの演奏時間。カウベルやら多くの打楽器からオルガンまで登場するので、準備にかなりの時間が必要。近年は古典的な曲に現代曲を組み合わせたプログラムがブームのようで、アルプス交響曲が20世紀の交響曲ですから、ダラピッコラは決して極端な取り合わせではなかったですね。それにスカラ座での演奏会ですから、歌唱付きの曲は聴きたいものです。インターネットでの生放送は日本時間で午前4時に始まって、午前5時40分に終了しました。次回の生ライヴは1月19日。バロック音楽の演奏会です。

ChopinMagazine

ローカルのケーブル放送局で音楽番組編成と、番組作成を担当。必要とあれば音響の確認に工事スタッフと一緒に店舗まわりもしました。その際、地域の音楽愛好家と交流。老舗レコードショップから通販サイトを手伝ってほしいと参加したのが WordPress サイト作りの足がかりとなりました。

夜のバロック「バロック時代のフルート音楽」テレマン作曲 “ターフェル・ムジーク”第1集から第5曲“ソナタ ロ短調” arrow-right
Next post

arrow-left ヴェルディのデスマスクと、音楽は100年前に録音された「プロヴァンスの海と空」 [1912]
Previous post