ぴあの玉手箱

Mondo Piano Music Journal

円盤は中心近くなるほど、再生が厳しくなります。それが分かっていながら円盤形のレコードが多くのレコード会社に採用されたのは、大量生産が容易だから。シリンダー式の録音メディアは線直線の優位性は認められながらも、円盤形のレコードがミゾの間隔を狭めていくことで長時間の録音、再生を可能にしたのに対して、録音時間が長くなるに連れてシリンダーが大きいか、長いものが必要になってライブラリ性が低くなっていく。100年後の、ベータ方式とVHS方式のヴィデオテープの顛末を重ね合わせれば理解しやすいと思います。

「夕焼け」 via brightkite.com

チャイコフスキーの悲愴交響曲は、賑やかな第3楽章のあとに次第に音楽がしぼんでいく第4楽章で終わります。

これがレコードの録音にはとても理想的。ロックや歌謡曲のアルバムがバラードのような穏やかな曲で終わるのは、こうしたレコードの特製を考慮してのことだったのでしょう。実際の演奏会では、しんみりと幕が閉じるのよりはパーッと終わった方が楽しいです。ガンガンとした音楽でも、少々音が崩れても気になるものではないですけれどね。レコード・メーカーがオーディオメーカーでもあることが殆どですから、やはり装置に負担になる事は避けたかったんではないかな。レコード針の長寿命をアピールしてもいた時代でしたからね。

 

TCHAIKOVSKY: Symphony No. 6 in B minor, Op. 74, “Pathétique”.

Berlin Philharmonic Orchestra.
Wilhelm Furtwängler, conductor.

Victor Album DM 553 Victor 17561 – 17566 (032549 – 032560). 12インチ盤、6枚12面。
Recorded October-November 1938, Beethovensaal, Berlin.

第4楽章 IV. Finale – Adagio lamentoso 演奏時間 10:08

  
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Iv.Finale_AdagioLamentoso.mp3 (5256 KB)

ChopinMagazine

ローカルのケーブル放送局で音楽番組編成と、番組作成を担当。必要とあれば音響の確認に工事スタッフと一緒に店舗まわりもしました。その際、地域の音楽愛好家と交流。老舗レコードショップから通販サイトを手伝ってほしいと参加したのが WordPress サイト作りの足がかりとなりました。

どうやら今日は、悪魔が楽しんでいるようだ・・・10月29日、歌劇《ドン・ジョヴァンニ》初演 arrow-right
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arrow-left 10月28日、チャイコフスキー自身の指揮により、『悲愴』初演(1893)・・・SP音源で、第3楽章を聴く♬
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